木更津市の地図を眺めていると
アクセス
公共交通機関の場合は、「三井アウレットパーク木更津」をまず目指します。バスが出ています。そこから歩く感じです。
小櫃川(オビツガワ)河口干潟/三角州 へ
まずは、上の地図の①の地点から小櫃川河口干潟に入ります。上の地図は入り口にあります。車は入れません。干潟ですので、潮の満ち引きに注意してください。満潮時は避けましょう。
砂利道を道なりに進みます。
自然豊かで、鳥などもたくさんいます。ただ、写真にも写っているように近くにある基地からの軍用ヘリの騒音がすごいときも多々あります。自転車でもいけます。
道の終わりには砂浜があります
さて、この浜は地図の⑩か⑬なのですが、⑥ミステリー・サークル方面への道がありません。
道なき道をゆけ
このように道が途切れているのですが、獣道のような人一人通れる道が探すとあります。
こういう感じです。
到着
到着です。池は水深10mあります。落ちると危険です。宇宙人はいませんでした。左奥に見えるのはホテル三~日~月~です。
春だったので、きれいな花が咲いていました。
これは何
これはミステリー・サークルではなく、日本製鐵(旧:八幡製鐵)が1960年代に作った「浸透実験池」です。どんな実験かというと、「淡水の工業用水を海辺で確保する」ために河口湖を作るというものでした。
浸透圧とは、「濃度の濃い液体と薄い液体が半透膜によって仕切られている時、濃い液体の方に薄い液体の水分が流入する」という見かけ上の圧力です。(??筆者は頭悪い??)半透膜とは、液体に溶けている物質(溶質)は通さず、水(溶媒)だけを通す膜のことです。「青菜に塩」や「ナメクジに塩」は浸透圧で説明できます。
ここで、河口湖を作った場合、海水が土壌を介して淡水に侵入してしまいます。そこで、淡水の河口湖を覆うように、ドーナツ状の淡水の湖をもう一個つくります。すると、「侵入してきた海水」と「外側の湖」で浸透現象が起こり、外側の湖から水分が土壌の海水に流れることで、中央の内側の湖は海水から守られる、という目論見です。
しかし、土壌の質などを変えて3年間実験したものの、うまい具合にはいかず、オイルショックもあり、実験は中止、池は放棄されたのでした。
以下のサイトが詳しいです。
*1:コロナについては、近所を散歩していただけなので不要不急ですが、問題ではないと思います。